はじめに:「ほろびのうた」構築は選出画面が命
ポケモンチャンピオンズのダブルバトルにおいて、「ほろびのうた」を軸にしたパーティを使うとき、最も頭を使うのが選出画面です。
「ほろびのうた」は、決まれば3ターン後に相手を倒せる強力な戦術ですが、実戦では相手もあの手この手で対策をしてきます。初手の激しい攻防や、予想外の方法で「かげふみ」から抜け出されることも珍しくありません。
今回は、僕のYouTubeチャンネルの「メガゲンガー構築 VS メガマフォクシー構築」の実戦動画をもとに、「選出画面で何を考えたのか」、そして「エースを落とした後、最後にどうやって相手を降参に追い込んだのか」というリアルな試合展開を最後まで分析していきます。
🎥 【動画で確認】実戦での思考と試合展開
実際の試合映像を見ながら読むと、よりイメージしやすくなります。
選出画面での僕の独り言や、緊迫の初手ターン、そして絶望を与える最終ターンに注目してみてください。
ステップ1:選出画面での完璧な「予測」
まずは試合の土台となる、選出画面で僕がどう考えていたのかを振り返ってみます。(※発言内のニックネームにはカッコで正式名称を補足しています)
| タイムスタンプ | 思考のポイント |
|---|---|
| [00:00:16] | 「これ全然滅び行けそうやね。イエッサンが全面(先発)に出てくるとは思えない」 |
| [00:00:31] | 「かといってサザンドラがちょっとだるいね」 |
| [00:00:42] | 「じゃあ、げんたくん(ゲンガー)、がおがお(ガオガエン)、おとのさま(ニョロトノ)、ぶり(ブリジュラス)で行こうか。滅びプランで行きます。」 |
| [00:00:49] | 「ただ、ゆきちゃん(ユキメノコ)があんま刺さんないんすよね、今回」 |
「ほろびのうた」の通りが良いと判断した理由
相手のパーティには強力なサポート役であるイエッサンがいますが、この構築を相手にした場合、イエッサンは先発ではなく後発(裏)で出てくると予測しました。
もしイエッサンが先発で来てサイコフィールドを展開されると、ガオガエンの「ねこだまし」が防がれてしまい、「ほろびのうた」を安全に歌えません。
しかし、相手はマフォクシーなどのアタッカーで先発からガンガン攻めてくる可能性が高いため、イエッサンは裏に控えているはずだと読み切り、ユキメノコは外してゲンガーからの滅び展開を選択しました。
ステップ2:緊迫の初手!止められたのに「有利」な理由
実際の試合が始まると、相手の先発は読み通りゴリランダーとメガマフォクシーでした。サイコフィールドを防ぎ、ここから盤面をコントロールしにいきます。
しかし、ここで相手のゴリランダーが、こちらのガオガエンに対して「ねこだまし」を撃ってきました。
これによりこちらのガオガエンの行動は止められてしまいましたが、実はこれ、「実質的にこちらの『ねこだまし』が通ったのと同じ」状況だったのです。
【ポイント】ヘイトを分散させる立ち回り
相手のゴリランダーがガオガエンを止めるためにターンを消費したということは、本命であるメガゲンガーへの集中攻撃を免れたということです。
「ほろびのうた」を発動するメガゲンガーさえ守れれば、誰が「ねこだまし」を受けても盤面としては大成功なのです。
今回の試合でも勝敗を大きく分けた「ねこだまし」による攻防。ダブルバトル特有の必須技について基本から知りたい方は、こちらのまとめ記事もあわせて参考にしてみてください。
その後、相手のメガマフォクシーの強烈な攻撃がメガゲンガーを襲いますが、これをギリギリで耐える!
そして無事に「ほろびのうた」を展開することに成功しました。
ステップ3:逃げられても「圧倒的有利」な理由
見事「ほろびのうた」を通したものの、この後ダブルバトル特有の重要な仕様が牙を剥きます。
カウントダウンが進む中、相手のゴリランダーが「とんぼがえり」を使い、メガゲンガーの「かげふみ(交代不可)」を無視して逃げ出してしまったのです。
相手2体を同時に倒すという理想の形は崩れましたが、この試合においてこの展開は僕にとって圧倒的なアドバンテージをもたらしました。
最大の脅威を処理し、エースを生存させた
ゴリランダーには逃げられましたが、相手パーティにおける超火力エースであり最大の脅威であったメガマフォクシーは逃がさず、確実に道連れにすることに成功しました。
さらに重要なのは、カウントがゼロになる直前で交代などを駆使し、こちらのメガゲンガーは落とされずに生存させたという点です。
この「相手のエースだけを確実に奪い、自分のエースは残す」という状況を作り出した時点で、試合の主導権を完全に握りました。
ステップ4:完全決着!ニョロトノの「2回目の滅び」
メガマフォクシーが倒れ、試合は後半戦へ。ここからが、選出画面で選んだニョロトノとブリジュラスの真骨頂です。
メガゲンガーを下げて盤面に降り立ったニョロトノが特性「あめふらし」を展開。ブリジュラスと共に残った相手ポケモンに圧力をかけていきます。
相手はエースを失い、さらに雨下で強化されたこちらの盤面を突破する火力が残っていません。そして、ダメ押しとなる最悪の絶望(最高のフィニッシュ)が相手を襲います。
そう、実は裏に控えていたニョロトノも「ほろびのうた」を持っていたのです。
相手からすれば、必死の思いでメガゲンガーの滅びカウントをやり過ごした直後に、再び逃げ場のない死のカウントダウンが始まったことになります。
メインウェポンであるメガマフォクシーを失い、雨を降らされた上に、再び「ほろびのうた」を宣告された相手は、これ以上勝ち筋がないと悟りたまらず降参(サレンダー)。
これが、この構築が持つ「相手を完全に詰ませる」強烈なフィニッシュルートでした。
まとめ:選出から決まっていた「完全な詰み盤面」
この試合の勝因は、単に「メガゲンガーがほろびのうたを決めたから」ではありません。
- 前半の仕事:ヘイトを管理し、最も倒したいエースだけを確実に処理する
- エースの生存:こちらのメガゲンガーを生き残らせ、主導権を渡さない
- 完璧な詰め:裏のニョロトノによる「2回目の滅び」で相手の勝ち筋をゼロにする
選出画面での「滅びプランで行く」という言葉の裏には、実は「ゲンガーで荒らした後に、ニョロトノで完全に蓋をする」という、相手を詰ませる完璧な設計図が最初から完成していたのです。
皆さんもコンボパーティを使う際は、「相手の最後の希望をどうやって絶つか」という盤面作りまで意識してみてください!

コメント
Hi,how are you
If you are mad at me, just curse me out